『Ocean's 13』

ひさびさ映画を観た。『Ocean's 13』
空き時間にぴったりはまる上映時間だったので、早々に吉祥寺に移動。
最近のシネコンとは趣の違う、昔ながらの映画館。
夏休みで初日ということもあってか、かなりに混んでいた。
実際、今の時期子供向け映画が多く、大人が観る映画は少なめだ。

さて、Ocean'sも３作目。
キャラクターがそれぞれしっかり確立しているから楽しめる。
今回はアンディ・ガルシアもオーシャン達の計画に加担する側。
悪役アル・パチーノも憎めない感じで存在感は大。
ソダーバーグは、相変わらずスタイリッシュだ。
爆笑するという感じではなく、クスクスという笑いがずっと止まらない感じ。
音楽もGOOD!!またサントラ盤欲しくなった。

そして昨日買った文庫本を一冊読み終えた。
堀江敏幸『雪沼とその周辺』短篇集。

雪沼とその周辺 (新潮文庫)

新作『バン・マリーへの手紙』について、週刊ブックレビューで扱われていた時から気になっていた。
読みやすい流れるような文体はかなり個性が際立っている。
特に音の描写とさまざまな形容が実に印象的。
登場人物との距離感とどの編もストップモーションのような幕切れが後を引く。
他の作品も読んでみたくなった。