読書記録

昨秋にiPod touchを購入して以来、通勤の電車内で、Video PodcastYouTubeの動画を見たり、
無線LANでネット接続したりで、あまり本を開く機会がなかった。
読んでも仕事がらみの英文や雑誌くらいで、読書らしいことをしていなかった気がする。

久しぶりに買ったハードカバーの本。
長谷川洋子『サザエさん東京物語

サザエさんの東京物語

サザエさんの東京物語

長谷川町子さんの妹さんのエッセイ、まさに『マー姉ちゃん』の世界だ。
これが実に軽妙で楽しい語り口で、ことばがページをめくるごとにしみこんでくるような感覚。
なんと活字(日本語)に飢えていたことか。
忙しさにかまけて、心も渇いていたということかもしれない。
こうやって自分の言葉を手繰って綴るという作業も怠っていたわけだし…(反省)


その後はギョーム=ミュッソ『時空を超えて』を読む。

時空を超えて (小学館文庫)

時空を超えて (小学館文庫)

こういうタイムトラベルものは大好きなジャンルだと自覚した。
この作品はフランスで映画化決定と紹介されていたが、確かに映像にすると娯楽性を増すかもしれない。
なぜか自分の中では主人公はウィリアム・ハートであったが。
もし、何かの方法でタイムトラベルが可能ならば、自分ならどの時代に戻りたいだろうか。
やり直したい(修復したい)過去は山のようにあるのだが…。


ちょうどBSで放送していた、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作も久しぶりに見てやはり痛快であった。
バック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD]バック・トゥ・ザ・フューチャー2 [DVD]
バック・トゥ・ザ・フューチャー3 [DVD]
あ〜、映画も観たい!







4月、アニバーサリーでパークに出かけた時には、
オリエンタルランド会長、加賀見俊夫『海を超える想像力』を読んだのだった。

いかにしてあの東京ディズニーリゾートという大事業が始まっていったのか、当時の姿、経緯を知るのは大変興味深かった。
企業もやはり「人」なんだな。こんな会社なら、ぜひ働いてみたいと思える。