雨中の激戦

U-23代表 アルゼンチン戦

久し振りのサッカー観戦。
ある意味、ドラマチックな観戦になった。
試合開始前は、夕焼け空で、気持ちよくビールをぐびぐびやっていたのだが…。

オリンピック前の最後のテストマッチ
相手は前回アテネ大会金メダルのアルゼンチン代表。
期待のメッシは所属クラブ、バルセロナの意向(妨害)で来日ならず。
(結局は、オリンピック本番決勝Tから参加ということになったようだが)
それでも、リケルメをはじめとするオーバーエイジの選手と若手の有望選手で構成されるチームは見所いっぱい。
なぜ、日本にはこんなバックアップと世代を融合する柔軟な姿勢がないのだろう。
アルゼンチンの華麗なパスサッカーは素晴らしい。
チャンスとみるやギアチェンジするかのようなスピードアップ。
オリンピック本番も楽しみだ。


ハーフタイムまでは平和だった。
遠くの稲光が、だんだんと頻発する。
最初はポツリポツリだった雨が、土砂降りになるまではあっという間だった。
傘は一応あったが、役に立たない。
ピッチの状況に目をやると、アルゼンチンの攻勢で、次第にGoalの瞬間が近づいている感じ。
その時には、まさにバケツをひっくり返し、それを思いきり浴びたという状況に。
ディズニーシーのクールサービス、びしょ濡れエリアにも負けていない。
ここまで濡れると、もうどうでもよいという気持ちにもなってくる。
以前に一度だけ、本牧のjazzフェスティバルでこんな雨を体験したな、と思い出す。
周囲の観客とも妙な連帯感が生まれてくる。
みな、びしょ濡れ。
お疲れさまーと声をかけあう。
いよいよ限界だと、スタンドから下りて屋根のあるところにきた時点で、大きな落雷。
試合も途中終了。


帰りの方が大変だった。
Tシャツもジーンズも水がしぼれるほど。
満員の電車では周囲の人に、ごめんなさい、て感じ。
ま、国立競技場の四万人強、神宮球場のヤクルト対阪神のファンもみなずぶ濡れだったんだが。
帰りはさぶいさぶいと言いながら、TXの冷房と風をきる自転車に耐えながら帰宅。
熱いシャワーでなんとか生き返ったが、絶対風邪なんか引くもんか、と言い聞かせる。


夏期講習はまだまだこれから。
14日間、連続出動継続中。